HA・ハ・はの話

噛む門には福来る 「卑弥呼の歯がいーぜ」

卑弥呼の歯がいーぜ

女王卑弥呼の生きた時代の人々は、一食あたり3990回食べ物を噛んでいたとか。
現代人の平均620回に比べると、なんと6倍以上です。噛む回数が少ないと、歯並びが悪くなり、虫歯や歯周病の原因にもなります。

忙しい現代人は、ファーストフードなどで急いで食事を済ませ、噛まなくなっている傾向にあるのです。
そこで1990年、噛む事の大切さを考えるために発足した「日本咀嚼学会」では「卑弥呼の歯がいーぜ」という標語を紹介しています。よく噛んで食べることは、健康の源。
もちろん、歯磨きを忘れずにね。

音楽を聴くと何に効くの?モーツァルトで、歯痛にサヨナラ。

歯科医院の待合室や治療室に流れる心地よい音楽は、気分を落ち着かせ、痛みを和らげる役割も果たしています。

1550年頃、ボストンの歯科医師ウォレス・J・ガードナー博士が、治療中に音楽を聴かせたところ、歯の痛みが和らぎ、麻酔さえ必要なく、抜歯もスムーズに行われたと報告しています。
また、フランスのトマティス博士は、モーツァルトを聴くと心が穏やかになり、病気さえ回復に向かうことを実証しました。
彼の音楽は、非常にシンプルで親しみやすいうえ、深く神秘的だからだそうです。

晩年のモーツァルトは、歯痛に悩まされていたとか。痛みを和らげる音楽を生み出したモーツァルト自身が、、歯の痛みに苦しみられていたとは皮肉なものですね。

小さな乳歯に願いを込めて。 抜けた歯はどうするの?

抜けた歯をどうするか。
国ごとにさまざまな言い伝えや習慣があります。

日本を含めアジアでは、上の歯は縁の下に、下の歯は屋根へ放り投げるという習慣があります。新しい歯は、古い歯がある方向に伸びると信じられているからです。
一方、米国、カナダ、イギリスなどでは夜眠る時、枕の下に抜けた歯を入れておくと、“歯の妖精”がやってきて、抜けた歯を持っていき、コインと交換してくれるという言い伝えがあるとか。チリやコスタリカは、かなりユニーク。抜けた歯をイヤリングにして身に付けておくそうですよ。

国が違っても、歯の健康を願う気持ちは世界共通なんでしょうね。